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乃木坂46「16人のプリンシパル trois」8公演目 @赤坂ACTシアター 2014/06/05

プリンシパル初日に続いて6日目(8公演目)に行ってきた。

 

毎日がメイクドラマの連続で、毎度配役を聞くたびに「まじで?(゜ロ゜)」しか言ってないので、今日はどんなドラマが生まれるのか気になって仕方無いことことこ。

初日がとてもよかったのでストーリーは分かっていても、毎日めまぐるしく変わる配役で何度でも楽しめること間違いなし!とこの日も張り切って家を出る1人のヲタク。

 

なんでこの8公演目を選んだかというと、日替わりの研究生に琴子と米徳ちゃんがいたからなんですけどね。

この日はもう梅雨入りした関東、持ち物検査で並ぶ間の鬱陶しさときたら…。

さて今日の衣装展示はこちら。

 

早速始まってみると、1幕の幕間に用意されてる佐藤二朗の寸劇が”中略”として大幅にカットされていた。一部クドいネタが的確にカットされていたので、これはいい仕事をした。最初からカットしとけよ!とか、つっこまないからね。その代わりというか、初日は一言だった1幕のコント披露前の自己アピール、これにたっぷり時間を割くようになっていた。ACTムービーで自己アピールの大事さを再確認したんだろうか。

 

さて、髪を切ったあしゅがとても可愛いことを生で確認できて、そろそろ満足したし帰るか。

 

いやいやいやいや、まだプリンシパル始まってねーわ。今日は全身筋断裂と肉離れで戦線離脱(というか初日からいなかったが)していた、ななみんの復帰戦ということで注目は高かった。

まずは1幕の雑感。今回は少し辛口気味になってしまったな…。

 

ポリン姫

川村、●衛藤(5.侍女3)、伊藤万理華、井上

まりかと美彩子のポリン姫にかける想いは知っていたから、早速いい勝負をぶっこんできたなと思った。そしてコントの性質上、アドリブとキャラ作りがとても重要なのに皆全然挑戦しないし選びようのなさ…この中だったら、まりかのポリン姫が面白そうだからという理由だけで選んでしまったよ。

 

ロザリオ

★西野、●秋元(3.侍女1)

これまた面白い勝負が来た。プリンシパルtroisで最も重要な”自己主張”が2人ともあまり強くなく、人気とは裏腹にここまで苦戦してきてる。真夏が結構頑張ってたんだが、かずみんのモノマネをぶっこんできたななせまるに一歩及ばなかった。真夏の「それかずみんのモノマネ?」とのナイスフォローから、かずみんの「気持ち悪い声だと思ったら自分でした」を引き出してしまい自爆…。ふと、初日と比べて何かキャラを作ればうまくいくという雰囲気があった。それが面白い方に転んだり、はたまた痛い子になってしまったりと、メンバーのコメディへの向き不向きがよく分かる1幕だこと。

 

クリスティーヌ

★白石、高山、松村、桜井

ななせまるのよく分からないモノマネからの高山登場で、あっ、やっぱり似てるわwww と既に面白い。高山さんは自己アピールでやべーとこに立候補しちまったが頼むから顔で選ぶな…と、もうなんていうかかずみんはしゃべるだけで笑いがとれる。しゃべりが完璧に人間のバイオリズムに同調してるとしか思えない。まっちゅんは顔で選んでねうふふ、ってほんと可愛いなお前。始まってみるとまりっか達と同じコントなのに、まいやんのボビーのものまねとかずみんとの掛け合いで爆笑の渦。あとの2人の置いてけぼり感。かずみんもボビーを繰り出し、まっちゅんとキャップも対抗するもまいやんの「オーマエ、ニーテネェーヨ!」で一蹴。かずみんすら手のひらで踊らされ、終始完全にまいやんペースで圧勝。自分を捨ててコントに捧げるまいやんにプロ根性を見た。まいやんの話し方可愛すぎて、あれでかわいい系のビジュアルだったら国民的美少女No.1やん。まさかの配役落ちでかずみんの明日への一言は「皆クリスティーヌ顔で選んだでしょ」でちゃんとオチまでつける完璧さであった。明日への一言といえば、時間が最後押してたけどキャップが2期生にはちゃんとしゃべらせようとしてて、さすがだと思った。

 

エルザ

佐々木、新内、●堀(4.侍女2)、永島、★深川

5人コントは長い上に途中で切られないから、はっちゃけキャラがいないとまったくもってハラハラするだけだ(苦笑) らりんが髪巻いてて今日はとても可愛かったのが印象に残ってる。やはり前評判に違わずインパクト強かったのが琴子。もう本当にダメw セリフがとても棒読み。演技がうまく流れてないのに無理やりでも台本通りにやろうと周りをフォローする、そう、つまり全く空気を読まない。なぜか自信ありげ。余裕すら感じさせる…いや、これはただのマイペースだ!! 間違ってもこいつを2幕に送り込むのは危険すぎると警戒センサー発動。みなみと全く違う意味で多分琴子からアイドルを取ると何も残らないんじゃないかという危険な香りすらする。そして琴子が登場したり、しゃべったり何かアクションを起こすだけでメンバーに笑いが起こる…こ、これはまたまあやと違う愛され方だ…なんかもうこのダメっぷりも全てが愛おしい。

╲やっぱ琴子だなー!/

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╲だなー!/

 Ω ΩΩ

思い出の焼きそばパン@佐々木琴子 | 乃木坂46 研究生 公式ブログ

琴子…思い出の焼きそばパンってやっぱ意味が分かんねぇ…。

そういえば、まいちゅんはこの日も朝からOLをしてプリンシパルに参上したそうだ。上司が3人見に来ていたらしくはっちゃけきれなかったようで残念だ。片鱗は見れたんだが…。

 

キャサリン

中元、★生田齋藤飛鳥

うーん…なかなか中元飛鳥が台本以上の面白さを発揮するセンスというかやってやろうという気概を感じないので、その煽りをうけて生ちゃんも面白さが伝わらない。1幕は全員がライバルでありながら、うまくパートナーにしないと自分が活かせないという難しさ。あしゅに投票しようと思ってたのに、ひめたんが可愛すぎて票を入れてた(ここで話の流れは無視)。あしゅが自己アピールで生ちゃんより料理がうまいと言ってたので、ああ素晴らしい…と思ったものの比較対象があまりに壊滅的で何の参考にもならなかった。ひめたんが野草を「のぐさ」と言ってるのに、秒速で「やそうだよ」と冷たくつっこむあしゅの女房役がハマりすぎてるし、最近この2人めっちゃ仲いいし何なんだw 逆にこういうつっこみってアドリブやフォローとは違った頭のキレが必要だから、他のメンバーにはない才能の1つかもしれない。あしゅが鋭い毒舌キャラとして確立していくのも面白いのかも…。

気概とは言ったけど、ここで何が求められてるかというと自分の殻をいかに破っていくかで、結果が出せずにまたそれをどうすればいいか分からずに苦悩してしまってるひめたんの気持ちがこの日爆発してしまった。泣き崩れてしまい、けど気丈に今日もひめたんビームで笑って終わらせるのかと思ったらそれすらなく、焦るばかりで余裕がないひめたんを思うとつらかった。最後はあしゅが寄り添って裾にはけてくのを見てた。いつかどこかで本来のキャラを発揮して確変を起こすひめたんを待ってるぜ。

 

ベル

★若月

皆考えること同じだよね!!! 前日にまさかの能條の大金星で、10役制覇を狙うここまでtrois無敗の若月に土がついた。そしてきっと今日もベル役を狙ってくるという予測は正しい、そして若月との勝負で正しい選択は逃げることという判断も正しい。結局は不戦勝だがルールとして若月は1人選んで2人コントをやることに。まあ、きっとキャップ選ぶんだろうと思ったらまさかのろってぃーが立候補w 桜井のぇぇぇええの叫びもむなしく、って誰だ先に若月を振ったのはw 若月の例のギャルキャラも完璧なんだがどこか物足りない。先に西野真夏がやってる2回目のコントでアドリブも入れやすいのに、キャラ作りで満足してしまってるのか、笑いは取れるんだがあまり面白みはなかった。初日の芝居にかけるやる気は他を寄せ付けないレベルで絶対に負ける気がしなかったけど、黒星をつけた理由がなんとなくわかった。油断してると悔し涙を呑むことになるのでは…ただ一度負けて奮起する女王というのも悪くないかも。そういえば前日能條が若月を倒した時、どうもSHUNさんが観劇に来ていたらしく、そこで萎縮するでもなくいいところを見せられた能條はもってる(能條は元青SHUN)。これからもっと活躍の機会がありそうだ。

 

マキア

★能條、●米徳(1.メグ)

やっぱり能條は安定感があるな。ただベースがいいだけに、あと一歩抜けきらないんだよなーという印象。多分根が真面目すぎるんだと思うけど。米徳ちゃんは能條のように面白くはないんだけど、なかなか度胸があって堂々と演技をしてた。将来性○といったところ。あと米徳ちゃんは太ももがむちむちしていて2幕でメグや侍女の衣装がとてもグッジョブであった(←おい)。乃木ジャーを片足だけまくっているのを僕は見逃さなかった。アンサンブル1ということはとても惜しいところではあったんだけど、アピールの弱さや演技も10役に選出というわけにはいかないなと思ったのが本音。世の中そんなに甘くない。翌日にかりんがポリン姫になったんだが、こちらは乃木坂にかける気持ちも演技についても納得だと初日に感じた通りだ。

ただ米徳ちゃんのメグは素直に嬉しかった。おめでとう。

 

パム

●中田(2.エリザベート)、★和田、大和

まあやが予想以上に活躍してるプリンシパルという印象だけど、選抜からの最近の躍進で自信をつけてるし、いち早く殻を破ってキャラを存分に発揮してる。プリンシパルtroisの1幕は、こういうメンバーが強いんだなと思う。どうも演技は負けてはいけないという気持ちで、かなりんが空回ってしまってた。思ったような反応が客席から得られなくて、頑張るも空気をつかめず。これが1幕の難しいところだ。

 

ルイーダ

★橋本、山崎

れなちは子役出身ということで演技はさすがというところなんだけど、月9を経験してるななみんの女優力が思った以上に高い。肉がだいたいつながったけど足元がおぼつかないルイーダ…って、ななみんは演技力もさることながら言葉のチョイスが全体的におかしい、いい意味で。芸術家だけあってそういう感性が自然に普通とズレてる、いい感じで。っていうか何で「れ↑なちさん」って呼んでるん、ななみんw まいやんとかななみんみたいなデフォルトで面白いキャラには、ぶっちぎって面白いことしない限り勝てない貫禄がある。

 

エステル

生駒、斉藤優里、北野、畠中、川後、●星野(6.侍女4)、斎藤ちはる

うーん……7人が立候補はしていたが、誰もかれも全く印象に残らない。全体的にアピール力が弱い。結局演技の堂々としたところや顔の濃さで、やはりちはるに入れざるを得ないという感じ。ただもう完全にえこひいきでしかないんだけど、みなみはコントで何もしゃべらなくても役決めで「ぇーどうしょ」って言ってるだけで悶えるほどの可愛さ。問答無用で2幕でもずっと見ていたいのは誰かと聞かれたらみなみ。もう何しても可愛い、何してても可愛い。愛すべきポンコツ。生まれた時から世界中から愛される存在。ちなみに2幕も微妙にミスってだんだけど、それがまた可愛いんだよなぁ…。

 

 

今回2幕は初日ほどネタ以上のところに笑いを作ってる場面が少なかった。どうもまりっかがセリフをこなすのにいっぱいいっぱいで、テンポが少し悪くなってたかなという感じ。その分まりっかのポリン姫物語を見たかった側の人間としては、その1つのゴールを見守れてよかったという面はある(笑)

でまあそれはそれとして、そこに能條まあやというポリン一行がうまく噛み合ってなくて、若月1人でフォローしきれないという印象。生ちゃんとかまいやんとかかずみんについては、セリフをこなすというのは当然出来ていて(当たり前だが)、笑いのテンポにまで気を配る余裕があるように思う。この日の配役については、意識はしてないんだろうけど笑いの”間”をよくわかっていたのはななせまるなんじゃないかと思う。さすが生粋の関西人。今日のプリンシパルで一番面白かったのななせまるの関西弁だったかなw こういう”間”を活かしてポリン姫とかも意外とハマるんじゃないかと思った。

 

 

この日復帰戦のななみんについては、やっぱり見るのとやるのじゃ全然違うというのをとても言ってた。ヲタクもやってみたらいい!はよく意味がわからないけどww “女優”として舞台に立って芝居を誰よりもうまくこなしていたと思う。ただ、意識は高いんだが台本に忠実で積極的に笑いを意識していないことに物足りなさを感じた。本人もまだまだだなぁと言っているので、これからどんどん調整してほしいところ。とはいうものの、彼女については何しゃべらせても面白いからもうこの才能はずるいとしか言いようがない。侍女4人衆もこの日は絶妙にダメで、歌とダンスも完成度が微妙…真夏の動きは相変わらずおかしい(いや、そこは褒めるところか)。もう、なんか全体的にテンポが悪かった。配役でここまで舞台の印象がガラッと変わってしまうのか…と思えばプリンシパルの面白さはここかと。

 

 

3幕のミニライブは予定を少しオーバーして9時頃、初日は10時オーバーだったので全然知らなかったのだがなんとメンバー全員登場。乃木坂多分中学生は8時がボーダーなのだと思うけど、米徳ちゃんは(メグだったから)舞台には出てたのだが、ライブには残念ながら参加していなかった。あしゅやまあや、琴子なんかはいたので15歳は出れるのにという悔しさだ。ステージを色々と見てみると、一番目についたのが一番後ろだったにも関わらず山﨑怜奈だ。2幕出れなくて悔しかったのはもちろんあるだろうが、決してうまいわけではないダンスだけど、とても表現力豊かで表情もよく2期生がライブに立てる機会があればきっと注目されると思う。あとせいたんが頑張ろうとしてるのが分かって、あんなちっさいのに存在感があってとてもよかった。

 

うーん…今度赤坂に来るのはあしゅのアクトMOVIEだけど、まだもう少し今年のプリンシパルを見守りたい気持ちもある。在宅なりに全力で応援はしてるので、機会があればということで。

 

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