神宮公演で乃木坂熱が最高潮なので、レポを書こうと思い立ちました。
……先月の。
とにかく、乃木坂46最高、ライブ最高、アンダー最高ということを記録しておきたいのです。だからまあよく覚えてないけど、なんとなくでいきます。
乃木坂8th「生まれたままで」から始まったアンダーライブ、9th「ここにいる理由」は追加公演含めて10公演。チケットを発売したちゃんとしたアンダーのワンマンはこの9thから始まりました(未来への記録)。
六本木ブルーシアターから始まった9thアンダーライブは、追加公演を渋谷のAiiA(AXの横)に移して、7/26ついに最終日を迎える。
— もっちさ→ん* (@Mocchi_tam) 2014, 7月 26
公式モバイルサイトでは、アンダーライブで披露するユニット曲とそのメンバーを投票により募集。「乃木坂46夢のユニットベスト12」というファン参加企画までやっていた。さて昼夜公演参戦だが、昼のセトリはこちら
※【ユニット】
孤独兄弟(2位) : 伊藤ちゃんず
コウモリよ(10位) : 伊藤ねねころ、伊藤かりん、伊藤純奈、ひなちま
やさしさとは(11位) : まりっか、ちはる、琴子、それなち、米徳
ここじゃないどこか(8位) : あしゅ、まあや、みり愛
神席を引いてどうもレス厨になっていたのでライブに集中してなかったんですが(←こら)、これまで積み上げたステージで皆自信のあるパフォーマンスをしているのが伝わってきた。そういう意味では、夏休みになってやっと合流した絢音ちゃんはかなり危なっかしかったが……。曲中は蘭世が可愛すぎるので、見ててほんと飽きないのだが、この日は高めツインで蘭世を探すとひめたんがヒットするという仕様。あと伊織さん美人すぎる、2期曲バレッタの歌い出しソロのオーラ。
アンダーライブ通してだけれど、ひめたんのアイドルオーラと存在感にさらに磨きがかかってた。その姿はプリンシパル終盤で覚醒したありのままのひめたんな気がする。永さんが真面目にMCしているのに、ナチュラルに空気読まないひなちま、しゃべるだけで面白い能條、マイペースろってぃー、そして天然暴走ひめたんがぶち壊すというお家芸にまで昇華してきた。10thはゆったんも帰ってくるし、永さんの苦労も半減だろうか…。
ユニットコーナーは12曲中4曲をやるのだが、前日に引き続き伊藤ちゃんずの「孤独兄弟」を引き当てる!もう本家よりこの2人がやってるの見た事の方が多いよw しかも間奏ではねねころが得意のバク転!!
さすがアクロバット少女で、間近で見るとその迫力。ねねころ最近ほんと可愛いし、自分の妄想で初恋に泣くし愛でたい。伊藤ちゃんずの「孤独兄弟」初披露は名古屋のアンダーライブ。このときねねころが声帯を痛めていて声が出しにくい状態だったこともあって、今回のアンダーライブがリベンジである。しかし何度聞いても2人の歌声のミスマッチ感(だがそれがいい)。まりっかの声が特徴的すぎるのもあると思う…。絶妙な親和性を魅せるまりっかとあしゅのユニゾンはある意味奇跡なのかもしれない。そして名言「そっちの伊藤落ちろ!」
「コウモリよ」ではアンダーと研究生全員がバックダンサーに入るという演出。ちなみに選抜はまりっか以外の伊藤3人とひなちまである。ちょ、まりっか落ち着いてw
そして「やさしさとは」には2期が3人もいて、こう僕も不安に見つめていましたが無事やりきっていた。ダンスが難しく琴子が苦戦していると、かなりんぺろぺろがメッセージと振りのビデオをくれて頑張って練習したと涙する琴子。ぺろぺろいい先輩だ(´;ω;`)
なんといっても昼公演は「ここじゃないどこか」、まさかのあしゅ(高1)、まあや(高1)、みり愛(中3)という次世代の乃木坂46を代表するメンバー。そして間奏
あしゅ「私の願いはみんなの前で踊ること」
みり愛「私の願いはみんなの前で踊ること」
まあや「私の願いはみんなの前で踊ること」
あしゅみり「「どうぞどうぞ」」
え?!!この曲ってそういう曲なの???
昼公演はいつも通りの楽しさで、残るは千秋楽。あ、けどやっぱ何度も言うけどアンダーライブで「初恋の人を今でも」めっちゃ好きになった。不動の地位を築いたみなみがもうアンダーに落ちることはないだろうけど、いつかまたみなみセンターのオリジナルもライブで見たい気持ちが強い。
千秋楽のセトリ
※【ユニット】
せっかちなかたつむり(1位) : まりっか、川後、北野、ひめたん、永さん、それなち
他の星から(5位) : ねねころ、ろってぃー、永さん、かなりん、能條、蘭世、米徳
でこぴん(4位) : 新内、みり愛、あしゅ、能條、伊織
やさしさとは(11位) : まりっか、ちはる、琴子、それなち、米徳
やさしさなら間に合ってる(12位) : かりん、せいたん、新内、あしゅ、絢音
海流の島よ(9位) : 純奈、ひなちま、蘭世、せいたん、まあや、琴子
渋谷ブルース(6位) : ひめたん、ろってぃー
ダンケシェーン(3位) : かりん、川後、北野、かなりん、永さん、まあや、ひめたん
なんでこんな32曲もやって大変なことになってるかは、順を追って説明しないといけないかもしれない。「バイクだけに、ブンブン」(あしゅの影アナより)
スタートはいつも通り、ただ千秋楽というだけあってメンバーもヲタクも気合いの入り方が違った。そしてAiiAの後ろの席もかなりの傾斜があって、ステージの見やすいこと。
今回もユニットコーナーで4曲を抽選で決めることになった。他の星からでは、蘭世の衣装に着られてる感とパンツスタイル米徳ちゃんのむちむち感がなんとも言えずに素晴らしかった。なぜかオリジナルメンバーなのに選ばれなかったまりっかポジは能條、意外と似合ってる。曲間のMCで川後Pが2期生にあだ名をつけてたんだが、いおりんは洗練された川後、純奈は猫かぶり、みり愛は見せかけロリ、琴子は棒読みの琴子。まあ確かにそんな感じではある。
でこぴんは……デコ全開みり愛のデコが広すぎるw 顔の半分くら(ry また他の曲でもそうだけど、あしゅの歌はうまいのか下手なのかよく分からない…まあなんかすごいマイペース。普段しゃべってるそのままで歌うから、すごい違和感がある…とか言うと怒られる…。
結局4曲目はせいたんが引いてみたものの既にやっている「やさしさとは」。結局1期ではせいたん、2期では絢音ちゃんがユニット曲が出ず2人とも落ち込んで泣きそうになってた。そこで永さんが、このあとスタッフさんにお願いしてもう1回引けるかお願いしてみるということに。怒られてもアンダーライブ成功させたいという永さんに、ヲタクからは盛大な永さんコール。そして永さんの要望によりアカペラで「せっかちなかたつむり」を歌うと\超絶可愛い仏の永さん/コール。もうここからは皆らりんのことを永さんと呼ぶようになった。仏の永さん誕生の瞬間である。ことあるごとに永さんコールが巻き起こり、コールも永さんにw まさに永さん旋風といったとこなんだけど、それだけこのアンダーライブでの永さんの存在は大きかった。
「やさしさとは」が終わって、スタッフからOKが出たという報告が。もう一度抽選をやるのかとおもいきや、まだ出てない残り4曲を下から全部やることに!
\夏だからやっちゃおう!!!!/
急遽だったのに、まさかいつもの倍のユニット曲をやると思ってなくて乃木坂スタッフグッジョブ、永さんグッジョブ、会場は完全に大盛り上がりでそこかしこから永さんコールが湧き上がる。ただし、時間がないということで全員衣装チェンジ無しでぶっ通しでやることに!逆に衣装バラバラで曲をやるというレアでカオスなイベントに突入。
まず「やさしさなら間に合ってる」で、せいたんのソロを聞くことになるのだが、これが他のメンバーよりぶっちぎりで歌がうまいし声量もある。さすがみさ先輩もそうだしライブアイドルからのメンバーはやっぱりライブでその真価を発揮してる。確かに前からせいたんは小さいながらすごい目立ってて、ダンスの魅せ方をよく理解してるのだとやっと分かった。前日、全員に一斉送信でライブ絶対成功させたいとメールして、このアンダーライブ終わって真っ先にブログを更新したのもせいたん。人一倍ライブにかける想いが強くて、よく怒るし厳しいけど後輩の2期にも慕われている。本当にせいたんはアンダーのバックメンバーにしておくには勿体無い人材だ。
2曲目は「海流の島よ」。結局アンダーライブであしゅの「海流の島よ」を見れなかったのは心残りだが、このあしゅポジがまさかの純奈w 同い年だし仲いいし、いい人選かもしれない。そしてあしゅにより、実はこんぺ伊藤は1番好きな食べ物が焼き肉ということがバラされてた。だから純奈は東條希体型してゲフンゲフン…。
ユニット曲最後は6位「渋谷ブルース」に3位「ダンケシェーン」と続く。偶然とはいえ、この流れは本当に神がかってた。はたまた偶然か渋谷で披露されたろってぃーとひめたんという乃木坂の歌姫2人の「渋谷ブルース」は(今まで色んなライブを見てきたけど)アイドルライブ史に残ると思ってる。まじでろってぃーはなんでアイドルやってるんだろう…。2人とも歌がうまいのは言うまでもないんだけど、お互いを意識して歌を調整しながら絶妙なハモりを作り上げていた。多分本当に歌が上手いっていうのはこの次元にまで到達するんだと思った…。まじ選抜あのレベルで、アンダーにこの神ユニット抱えてる乃木坂46化け物かよ。ひめろってぃー専用曲が出来れば、乃木坂の天下統一も夢じゃない。
この2人の歌をずっと聞いていたくてただただ終わらないでほしかった。アンダーライブに来てた会場の全員とこの気持ちを共有できてたと思う。鳴り止まない盛大な拍手がそれを物語ってた。この感動的な「渋谷ブルース」から、乃木坂の沸き曲でアンセム(?)の「ダンケシェーン」でまるで仕組まれていたように、この日のライブの最高潮に到達した。やっぱアンダーライブだなー!\だなー!!/
あっという間にアンコール最後の「乃木坂の詩」、最後の挨拶はアンダーメンバー皆号泣していて、こちらも感極まってしまった。皆で頑張ってライブを作り上げてきたのがビシビシ伝わってきたし、全員がライブを成功させる目標に向かって努力してた。そしてお互いに支えあいながら成長した。研究生の存在も大きかった。研究生たちも自分たちなりに頑張ってステージに立つ責任感を身につけてた。そして格段にアンダーと2期の距離が縮まって、1期は自分たちが先輩であるという意識で洗練されていった。多分普通のアイドルグループが最初に経験するであろう(ただし乃木坂はそのステップを軽く通り越したところからスタートした)、ファンとメンバーでライブを作り上げるという難しさやそれを達成したときの楽しさっていうのを感じてたと思う。だからこそ逆に、頑張ってライブを1から作り上げるプロセス、全てのアイドル現場に共通して一番面白いステップというのが、乃木坂にとって今まさにアンダーライブという瞬間だった。それに気付いてみれば、そりゃアンダーライブが楽しくないわけないよなって。
一度はけたかと思うと、アンダーと研究生がマイクを持たず一列に並んで、ありがとうございましたの挨拶。永さんはもう真っ先に号泣してるからまともにしゃべることも出来なくて、やっぱりこのアンダーを引っ張って一番頑張ってきたんだなと思った。最高のアンダーライブだった。
ここで「本日はご来場頂きありがとうございました。」と公演終了のアナウンスが流れ始めるが、どこからともなく沸き起こったアンコールは留まることを知らずに、皆叫び続けた。名古屋のアンダーライブのダブルアンコールのときのように、こんな最高のライブここで終わってほしくないと思わせてくれる乃木坂46本当に大好きだ。
最後は「ロマンスのスタート」。皆泣きまくってるから歌もおぼつかないし、ダンスはフリコピレベルだし、けどそれでも最高に楽しかった。メンバーとファンがこの千秋楽を通してさらに一体感を増して、会場が1つになったような気すらした。
きっともうここまで人気があると選抜はこんな楽しいライブとそれを作っていくプロセスを経験できないのは本当にもったいない。けどそれは普段メディアにもあまり出られないしつらい思いをしているアンダーメンバーとそのファンの特権なのかもしれない。
今こうしてアンダーライブのスタートに立ち合ったこと、アンダーのヲタクになったこと、この運命に感謝するしかないと感じた9thアンダーライブだった。8thはアンダーのメンツも豪華でこれはきっと面白いことになると感じさせてくれた。9thはそのメンバーが選抜に行ってしまって不安もあったけど、終わってみればそれが逆に全員の意識を高めてこの大成功に繋がった。10thはゆったんやさゆ正義がアンダーライブに帰ってくる。一体どんな素晴らしいライブになるか今から楽しみで仕方ない。