もっと簡単にバージョン管理ツールである Git の使い方を教えてくれよと。
すぐ忘れるので、自分のためにハウツーだけまとめてみた。完全なるミニマムスタートの備忘録。
1.準備
とりあえず最初はローカルでちまちま修正をしたソフトを Git を通して push/pull でぽんぽん飛ばして、GPUを積んだサーバー上で動かすところまで。
今回の作業環境としてはこんな感じ
- local : ソースコードをちまちま書く用のパソコン (Windows)
- server1 : リポジトリを置くサーバー (Linux : Git 導入済)
- server2 : ソフトを走らせるGPUを積んだサーバー (Linux : Git 導入済)
Windows で Git を導入する上で、コマンドプロンプトが使い物にならないので以下を参考にしたらめっちゃ使いやすくなった。
やったこととしては、とりあえず clink を入れてしまってコマンドプロンプトを bash ぽくしてしまう。
https://mridgers.github.io/clink/
以下を参考にさせてもらうと、ぽちぽちとインストーラから 簡単に Windows に Git を導入することが出来る。
2.初期設定
Git を導入してまず最低限やっておいた方がいいこと。
local$ git config –global user.name “Mocchi Tam”
local$ git config –global user.email mochitam@address.jp
local$ git config –global core.editor vim
local$ git config –global color.ui true
3. 簡単な使い方
管理ディレクトリの作成
(まず server1 上の ~/soft/ に mysoft.git を作成)
server1 home/soft$ git init –bare mysoft.git
# init –bare とすると、空の管理用リポジトリが作成できる
local にクローンしてプッシュ
local home/soft$ git clone mochitam@server1:~/soft/mysoft.git
# この段階で local に home/soft/mysoft という空のディレクトリが現れる
local home/soft$ cd mysoft; touch sample.py
# 適当に mysoft/sample.py というソフトを作ったことにする
local home/soft/mysoft$ git add .
local home/soft/mysoft$ git commit -m “kokoni comment wo kaku”
local home/soft/mysoft$ git push
# add して commit して push。これで server1 に最新版が飛ぶ
server2 にクローンしてプル
server2 home/soft$ git clone mochitam@server1:~/soft/mysoft.git
# sample.py が入ったディレクトリ mysoft が server2 に出来る
server2 home/soft/mysoft$ git pull
# local で push したら、server2 で pull すれば server1 から最新版が飛んでくる
あとは local で add, commit, push, server2 で pull とするだけで、local で作ったソフトが server2 で簡単に動かせる。
あ、Windows って ssh 出来ないのか… じゃあ MobaXterm から server1, server2 に ssh して入るか。あれ、頑張って入れたけど、コマンドプロンプトなんか使わなくてもここで Git 使えばよくない…？
おしまい。
とりあえずミニマムスタートしてみないと始まらないので、これだけ出来たらあとは独学でなんとかなる。最初はこのへんを読んで始めたなという記憶 (いつの話だよ)。
記憶を掘り起こすために、このへんも参考にさせてもらったり。
ただのメモ：ブランチ操作とか
(branch:develop を作って branch:master から branch:develop へ)
local soft$ git branch develop
local soft$ git checkout develop